連休で遊びに来ていた友人が戻っていきました。
夜半までTRPG→麻雀半荘→朝一の新幹線→そのまま職場とはなかなかハードなスケジュールで。 乙。 さて。皆様は「ウミガメのスープ」というゲームをご存知でしょうか。 同名の短編が元ネタになっているもので、この話は「世にも奇妙な~」で映像化されていますから、聞いたことがあるという方も結構いらっしゃるかもしれません。(ここで管理人晩御飯で離席) (晩酌にビール1本と日本酒熱燗二合をしこんで帰還)このゲームは、極端に情報の少ない問題文を前提に、出題者に対して「yes」か「no」で答えられる質問をぶつけて問題の背景・全体像を探っていく、というゲームです。 元ネタの「ウミガメのスープ」を例にとって説明していきます。 問題文 ある男が、レストランでウミガメのスープを飲んだ。食べ終わって、家に帰った男は死んでしまった。何故か? これが問題文です。何の事だかよく分かりませんね。これに対して質問をして、状況を絞り込んでいくわけです。 質問:ウミガメのスープに毒は盛られていたか? 回答:no。毒は盛られていませんでした。 質問:男は他殺ですか? 自殺ですか? 回答:他殺no。 自殺yes。 質問:男は若年ですか? 老年ですか? 回答:若年no。老年yes。 質問:男の職業は重要ですか? 回答:yes!! いい質問ですね。大変関係があります。 ・・・とこのようにゲームは進んでいき、質問と想像力を駆使しながら最終的に解答にたどり着ければOK、というものです。 これのネタ本がありまして、これを使って連休中サークルのメンツとやってみたところ、なかなか面白い。ちと日記のネタにしてしまいました。 ググって見ればさまざまな問題が出てきますし、2chにもスレがありますので、面白そうだと思ったら是非ご一読を。ミステリー風味で、読むだけで楽しく、ハマります。 ちなみに「ウミガメのスープ」の話の回答を「more」に載せておきます。 「ウミガメのスープ」解答 その昔、男は漁師だった。 ある日、男を乗せた漁船は嵐に遭い、男を含めた数名は漂流、遭難してしまった。辿り着いた先は荒れ果てた無人島。ここで救援を待つしかなかった。 だが、次第に衰弱していく男。見かねた仲間が、男に一杯のスープを差し出した。 「栄養のあるウミガメのスープだ。これを飲んで、元気出せ」 男はこのスープを口にし、そのおかげで衰弱から逃れ救援を受けることができた。 時は流れ、老人となった男。 ある日、彼は海沿いにあるレストランに入った。そこで出されたのは、「ウミガメのスープ」。彼は懐かしさとともにそれを一口、口に含んだ。 男の顔色が変わった。彼はシェフを呼んだ。 「君、これは確かにウミガメのスープかね?」 「左様でございます。この近海で取れたウミガメのスープです」 ……あの時食べたウミガメのスープとは明らかに味が違う。 彼は思い至った。あの時島にたどり着いたのは3人で、助かったのは私とスープを作ってくれた男の2人だけだった。あの時食べた肉は、手当ての甲斐なく死んだもう一人の仲間の肉だったのだ、という事実に。 絶望した彼は、家に帰るとそのまま首を吊って死んでしまった。 この話の原作者は景山民夫。彼も自殺してしまいましたが、なんとも奇妙な一致ですね。
by harusamean
| 2005-05-03 22:15
| 日記
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